コラム COLUMN

浅村の知財価値評価の会議に公認会計士も参加

更新日 : 2017.09.08

知財価値評価の会議に、ASAMURA PARTNERSグループ(現 ブライトアライアンス)の公認会計士も参加していただいています。

近年は知財ビジネス評価書などのように金融機関様向けの事業性レポートの作成を通して融資を行う方向にあります。知財ビジネス評価とは、知財権の金銭的価値評価だけではなく、定性的な事業評価をメインとし、知財を切り口として中小企業様等における事業の実態や将来の成長可能性について、理解を深めるために行うものです。しかし、金融機関が融資を検討するにあたって財務の専門家による決算等の定性情報だけで足りるのか、また技術専門家による技術の定性評価では金融機関の担当者に十分理解可能か、という問題点もあります。事業性の評価には財務的な観点からの評価と、技術的・知財権的な観点からの評価の両方が相俟ってこそ、真に有用な、言い換えれば金融機関様にも中小企業様にも有用な知財ビジネス評価となり得るのです。その意味では弁理士士業と公認会計士士業のコラボは、知財ビジネス評価書の業務にはまさにうってつけと言えるでしょう。