コラム COLUMN
AIVASとは浅村知的財産価値評価サービスの略です
更新日 : 2018.08.28
は役務区分第36類 知的財産資産の財務評価等、第45類 工業所有権に関する手続の代理又は鑑定その他の事務等について特許業務法人 浅村特許事務所が取得している登録商標です。
AIVASとは浅村知的財産価値評価サービス(Asamura Intellectual property VAluation Service)の略です。
実はこのAIVAS、2500年以上の昔からこの惑星に存在していました。といっても、SFファンタジー小説の中での話です。アン・マキャフリイ著「パーンの竜騎士」シリーズの第8巻~第9巻「竜の挑戦 上下」(小尾芙佐訳)早川書房(2001)に登場する人工知能音声応答装置(Artificial Intelligence Voice-Address System)、アイヴァス(AIVAS)のことです。原作第1話は1967年に刊行され、AIVASが登場するのは1991年のAll the Weyrs of Pernからです。今日は息抜きコラムとして、このAIVASについてお話をします。
AIVASを開発した人々の子孫でありながら、今では原始的な生活を送るこの惑星の人々、彼らから全く忘れ去られ、塵や火山灰に埋もれたままAIVASは悠久の時を待ち続けます。そしてあるきっかけで太陽電池のパネルに積もった塵が取り除かれ再起動し・・・
地球の人々が太陽系とは異なる恒星系の第3惑星パーンに移住してきたのは今から2500年以上も昔のことでした。しかしこの惑星パーンの移住者は、不規則な楕円軌道を描いて接近する赤ノ星から降り注ぐThread(糸胞)という有機体の襲撃によって悩まされ続けます。糸胞の襲撃は約200年の周期で50年間にわたって続くのです。この惑星には時空間を移動し人とテレパシーで意思疎通を図ることのできるDragon(竜)が住んでおり、その竜を操ることのできるDragonriders(竜騎士)が、いっしょに力を合わせてこの糸胞と戦います。
AIVASとともにこの惑星に入植してきた頃の科学技術はすっかり忘れ去られ、惑星への入植自体が伝説となってしまい、今では中世のような生活を送り続けているパーンの人々。物語の第1話はそこから始まるのですが、シリーズも終わりになってから、AIコンピュータAIVASが再起動し、パーンの竜騎士たちに、惑星入植当時の歴史から、今では失われた物理学・天文学・情報技術などのさまざまな知識を竜騎士たちに教えはじめます。竜騎士たちはAIVASから様々な科学技術・工学技術を学び、こうしてAIVASの助けを得て、竜騎士たちと糸胞との戦いは新しい局面を迎えます。
人々に知恵を与え戦いに新しい局面をもたらすAIVAS、弊所のAIVASもそうした存在となり、役割を果たしていけたら、と思います。
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