コラム COLUMN

知財ビジネス評価書・提案書、VCからの応募も受け付ける

更新日 : 2019.07.05

先日来からベンチャーキャピタル(VC)絡みのコラムが続いていますが、知財価値評価の分野でもVCが主要なステークホルダーとなっています。というのも、経済産業省・特許庁では、地域金融機関等による、知財を切り口とした取引先企業の経営支援(知財金融)を後押しすべく、7月1日より、「知財ビジネス提案書」の提供など、新たな支援の募集を開始したからです。

特許庁はこれまで「知財ビジネス評価書」の提供などにより、地域金融機関等が知財の面から取引先の事業を理解することを支援してきましたが、今年から少し毛色が変わり、地域金融機関系ベンチャーキャピタル(VC)からの応募も受け付け、知財を有していない企業も対象とするというのです。

従来からの「知財ビジネス評価書」は、金融機関に対して中小企業が行っている事業への理解を促すことが目的でしたが、今年度からは、中小企業が抱える経営課題に対して知財を切り口とした課題解決の要素を盛り込む「知財ビジネス提案書」も作成するというものです。今年度は、新たに知財権を保有していない中小企業も知財ビジネス評価書・提案書作成の対象とし、中小企業独自のノウハウなどに着目して、事業理解や本業支援を行うとのことです。