コラム COLUMN

内閣府による知財のビジネス価値評価検討タスクフォース報告書① ~経営をデザインする~

更新日 : 2018.08.15

平成30年5月に「知財のビジネス価値評価検討タスクフォース~経営をデザインする~」という報告書が内閣府のHPにアップされました。

内閣府の政策に「知的財産・クールジャパン」というものがあり、その中の施策の一つが平成15年3月に設置された「知的財産戦略本部」です。これは、『内外の社会経済情勢の変化に伴い、我が国産業の国際競争力の強化を図ることの必要性が増大している状況にかんがみ、知的財産の創造、保護及び活用に関する施策を集中的かつ計画的に推進するため』のものです。

そしてこの「知的財産戦略本部」のもと、「検証・評価・企画委員会」として『知財のビジネス価値評価検討タスクフォース』といういわば下部組織が存在します。

このタスクフォースは、渡部 俊也 東京大学政策ビジョン研究センター 教授を座長として、「知財を含む無形資産の見える化」、

「知財のビジネス上の価値の評価」、

「評価結果の活用等」

について検討すべく、平成29年11月から平成30年4月まで7回開催されました。途中経過の報告会が今年の3月に行われたことはこのコラムでも紹介しました。

そしてその最終成果を報告書としてとりまとめたものが、今年平成30年の5月に発行された「内閣府のHPから知財のビジネス価値評価検討タスクフォース~経営をデザインする~」です。